2023/01/19 04:13

こんにちは、TOKYO KENDAMAです。
今回は、ビーチのエイジングレビューをしていきたいと思います。
ビーチは、日本名でブナと呼ばれ、けん玉に最もよく使われる木材です。木の色は、淡いピンク色を帯びた乳白色の木材で材面に放射組織の小さな斑点が現われるのが特徴です。広葉樹の中でも比較的硬い木材で傷や凹みに強く、さらに木目が細かく肌触りが良いため、テーブルの天板などにもよく使われています。無味無臭なことから食器としても人気です。


ビーチは、使い込むことで徐々に黄色味を帯びた深みのある色に変化します。クセのない木材らしいナチュラルな色から味わい深い褐色へ変わるため、長く使い続けるのが楽しい木材の一つです。

↑約1年間使用したビーチのけん玉です。
木質は固い部類ですがしなりに強く丈夫な木材です。重さは個体差が大きくばらつきがありますが、けん玉としては、軽くもなく重くもないTHEスタンダードといった重さです。木の硬さと程よい重量からぶつかり合った時の音は、高く透き通った音を奏でてくれます。

けん玉としては、スタンダートであまり注目されない木材ですが、実は特徴的で楽しめる木材の一つです。木材の流通量が多くリーズナブルなのでこれからけん玉を始める初心者の方はもちろん、色々なけん玉を使った後に原点回帰でビーチを選択するのもおすすめです。